瀬戸内町の観光案内

自然と神秘に出会う加計呂麻島

加計呂麻島は奄美大島のさらに南にあり、シイの木やガジュマルなどの亜熱帯多雨林に覆われた山が連なり、まるでひとつの山のように見えます。島の人は自然や祖先を敬い、感謝しながら、五穀豊穣・島の安泰を祈る旧暦の行事などを大切にしながら暮らしています。今もなお、神秘を感じられる島です。

ホノホシ海岸の大きな特徴は、海岸一面を埋め尽くすまん丸の小石群。周辺の荒々しい海流にもまれてこのような形になったのですが、河川ではなく海でこの形になるのはとてもまれなことだそうです。荒々しい海にもまれて石が丸くなり、丸くなった石がコロコロと転がる音を聞くことができる珍しい海岸です。

「小屋」という意味を持つヤドリ浜は、奄美最南端に位置します。青い海と白い砂浜、ガジュマルの木陰で穏やかな休息を楽しむのも、ダイビング・ウィンドサーフィン・ジェットスキーなどでアクティブに楽しむのもよし。シャワー・トイレ・駐車場も揃っているため、過ごしやすい場所です。

奄美南部の瀬戸内町を一望できる高知山（こうちやま）展望台。ぐるぐると螺旋の展望台をのぼると、頂上からは加計呂麻島すべてを見渡すことができ、その眺めは雲に手が届きそうなほどです。眼下に広がる青い海に浮かぶパズルのピースのような島々と、澄んだ空気を堪能できる場所です。

奄美大島のほぼ最西端に位置する西古見は、知る人ぞ知る東シナ海に落ちる夕陽の絶景スポットです。集落に入ると目に飛び込んでくるのは、海に浮かんだ3つに連なる小島。「沖の立神」「中の立神」「根の立神」を総じて「三連立神」と呼び、今もなお、島を見守っています。